技術コンサルタントの現状② ―冷凍機の熱交換器設計支援
前回、技術コーディネーターから技術コンサルタントへと業務が発展してきた経緯を紹介したが、今回は、その後の進捗を報告したい。
先日、前回の製造業様を訪問し、ヒアリングを行った。テーマは冷凍機に使われている熱交換器の最適設計である。現在は経験や実績に基づく設計が中心となっており、より精度の高い設計プログラムを構築したいというご相談だった。
現状の進め方や設備、実験現場を見学させていただいたうえで、まず伝熱計算を優先して進めることを共有した。具体的には、Excelマクロを用いた計算プログラムをアウトプットとして提供する方向で確定し、そのために必要な情報(熱交換器のカタログ情報、設計図、冷媒物性値、運転条件など)を頂けるよう依頼している。
理論に基づいた伝熱計算を土台にすることで、感覚や経験に頼っていた設計の判断基準を明確にし、今後は冷凍サイクル全体のシステム設計へと話を広げていく予定である。
次回は7月に訪問し、設計開発部門の担当者も交えて、伝熱計算の前提条件を詰めていく。現地現物で一つ一つ確認しながら進めることを大切にしており、今後の進展もこのブログで紹介していきたい。
同様に、設備や装置の熱に関する課題、性能計算や設計の進め方でお困りの中小製造業様があれば、ぜひお声がけいただきたい。

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